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ロシア社会論集

澤田軍治郎 著
(大阪教育大学名誉教授)

296頁 A5判 並製
定価 本体3600円
ISBN4-9900882-5-5 C1030

 1974年に初めて旧ソ連の大地を踏んでから、留学も含めて計9回、滞在日数累計548日の筆者が、ロシア社会における「社会階層」「家族」「教育」などを、豊富な資料を用いて分析。
 対象とする時代は、19世紀から21世紀の今日までと幅広い。統計を通して、ロシア社会のさまざまな面に光をあてる一冊。

 著者は、1940年生まれ。大阪外国語大学卒業の後、京都大学大学院修士課程修了。専門は、ロシア社会学。
 目  次

まえがき / 凡 例

第1章 19世紀ロシア社会思想の一考察──ツルゲーネフへの社会思想史的アプローチ──
T.はじめに / U.ツルゲーネフ文学の特質とその思想的立場 / V.ロシアの農奴制と『猟人日記』 / W.30〜40年代のロシアインテリゲンツィヤと『ルーヂン』/ X.60年代のロシアインテリゲンツィヤと『父と子』/ Y.ナロードニキ運動と『処女地』/ Z.おわりに

第2章 ソヴェト家族──その歴史と構造と機能──
T.はじめに / U.マルクス主義的家族理論 / V.ソヴェト家族の規定要因 / W.ソヴェト家族の構成 / X.ソヴェト家族の機能 / Y.おわりに

第3章 ソヴェト・インテリゲンツィヤ
T.ロシア・インテリゲンツィヤとソヴェト・インテリゲンツィヤ / U.社会階層としてのソヴェト・インテリゲンツィヤ / V.指導階層としてのソヴェト・インテリゲンツィヤ / W.体制批判者としてのインテリゲンツィヤ / X.おわりに

第4章 ソヴェト社会におけるインテリゲンツィヤ──1960年代の動向を中心として──
T.社会主義体制とインテリゲンツィヤ / U.ソヴェトインテリゲンツィヤとは何か / V.1860年代におけるインテリゲンツィヤの動向

第5章 科学技術革命とソヴェト・インテリゲンツィヤ
T.科学技術革命の社会的意義 / U.科学技術革命とソヴェト社会の変動 / V.科学技術革命とソヴェト・インテリゲンツィヤ / W.むすび

第6章 社会階級としてのソヴェト農民──農民と労働者との格差解消をめぐって──
T.ソ連邦農業の現状 / U.ソヴェト農民の社会的性格 / V.ソヴェト農業・農民研究モデルの検討

第7章 ソヴェト労働者階級の内部構造
T.はじめに / U.ソヴェトの社会的移動 / V.階層分類の規準と階層構成 / W.階級間並びに階層間の差異 / X.おわりに

第8章 ソヴェト社会における階層と教育──1970年代の高等教育を中心に──
T.はじめに / U.ソヴェト社会の階級・階層・職業 / V.ソ連邦の中等・高等教育 / W.ソヴェト社会の学歴構成と職業構成 / X.学歴形成の諸問題 / Y.結び

第9章 ソヴェト社会における社会階層の一考察──階層の経済的側面を中心として──
T.はじめに / U.賃金水準 / V.支出構造 / W.階層構造

第10章 マス・メディアによる情報伝達と国のイメージ──日本でのソ連・ロシア報道とソ連・ロシアでの日本報道──
T.はじめに / U.日本人とソ連人・ロシア人の相手国・国民にたいする意識 / V.日本のマス・メディアに表れたソ連・ロシア / W.ソ連・ロシアのマス・メディアに表れた日本 / X.おわりに

第11章 ロシアにおける結婚と出産の統計的研究──1959年、1970年、1979年、1989年および2002年の国勢調査報告を分析する──
T.はじめに/U.分析対象/V.結 婚/W.出 産/X.おわりに

付章 翻訳『アメリカ社会とソビエト社会』

付章 書評『現代ソヴェト社会論』

あとがきに代えて 私とロシア──旧ソ連とロシア滞在の日々──

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